Q.9:WB工法は無垢材を使っていないのですか?

A.9:内装に全く使わずにはWB工法は成り立ちません。
透湿性のある自然素材を最低でも壁と天井に使えば、お医者様の求める、より厳しい健康の基準もクリアします。
構造材には土台・柱とも無垢材を乾燥して反り・歪みをなくしたもののみ使うことで後の構造の狂いも出ていません。

Q.8:リフォームは専門の会社に頼むほうがいいのですか?

A.8:まず、施工の質については専門の会社でも私たちでも大差はありません。
問題はそのリフォームをした後と金額のことでしょうか。
何年後までこの家を持たせるべきか、いくらまで維持費をかけていいのか、住む人の切なる願いに応える会社は稀有です。
1回1回のリフォームで利益を上げようとする会社が多いようです。

Q.7:海外には注文住宅はないって本当ですか?

A.7:富裕層向けの注文住宅しかないというのが正しいようです。
住宅寿命が全体に長く、多くの国で平均70?100年以上、自分で手直しして維持しています。
王族の宮殿、政府の官庁の多くも1800年代までの建物をそのまま使うなど、物持ちの良さは並みならないものを感じます。

Q.6:WB HOUSEは中気密?高気密?どちらですか?

A.6:WB HOUSEは実生活でも高気密です。
他の高気密住宅は、測定時は高気密ですが、換気したら気密性能が一気に下がる(計算するとおよそ1/10)ため、エネルギーロスを改善するには換気を閉鎖する必要があり、結露や化学物質を室内に残してしまいます。
WB HOUSEは透湿があるために実生活でも高気密になります。

Q.5:断熱材や工法がいろいろありますが、なぜですか?

A.5:メーカーが主導権を握りたいからなんです。
工務店やハウスメーカーごとに断熱や工法が違うと言われる現状は、断熱材や工法のメーカーにとっては生産数が少なくコスト高になるので、アメリカなどで行っている業界標準のつくり方を決めたほうがいいのでは、と思っています。

Q.4:家を長く持たせる工夫がそんなに必要ですか?

A.4:家を持たせるために、お金と手間ばかりかかるというのは日本だけです。構造を自然と長く持つようにつくることで、暮らしが安定します。そして、もう一つ、住む人が自分で直しやすい家にすることです。
長期優良住宅制度という制度ができましたが、いつまで認定を維持できるかが問題になります。
もともと、点検と改修で家の寿命を延ばすのが国の基本方針ですが、高額のために断念したら減税などの制度の恩恵は受けられず、家の寿命はもとの26年ほどのままになります。

Q.3:なぜ住宅ローンを借りるときに火災保険と生命保険が必要なんですか?

A.3:途中で返済ができなくなるリスクを銀行が避けたいからです。
火災・落雷・盗難などで家が損傷あるいは失われた時に残債があると、再度の住宅ローンが使えず復旧できないこともあります。
火災保険は保険金で残債の返済に充て、再度住宅ローンを組むという流れです。
損傷が軽い場合は保険金で補修することができます。
生命保険は団体信用生命保険といって、債務者の死亡時に保険金で残債を返済するものです。

Q.2:シックハウス保証が他社にありますが、安心ですよね?

A.2:シックハウスの症状の範囲を明確にしていないため、解釈次第で使えないと考えられます。
既に発症している人は対象外、推奨しない家具を持ち込んで発症しても対象外など、保証対象外のケースが広範囲になります。
シックハウスは学校や職場でも起こり、家のせいと特定するのが難しいために、保証は有名無実です。

Q.1:シックハウスは2016年でも終わっていないのですか?

A1.:終わっていません。
以前は新築臭やめまいや吐き気で分かりましたが、今のシックハウスにはそうした現象がなく、入居から時間が経ってからぜん息や花粉症、アトピーなどを引き起こしています。
その原因は今でも発がん性物質であるホルムアルデヒドやトルエンが建材や接着剤に使われていることです。
発がん性物質ですから、やがてはシックハウスの症状としてガンになると考えるのが自然です。