【社長ブログ】第11回 結局、発がん性のまま

1990年代と2016年のシックハウスの形は違っている。
私たちの考察と取組みの基本はこれです。

入ってすぐに吐き気や目まいがするのがシックハウスだというなら、それは1990年代によく見られた現象。
だから、吐き気や目まいがない今はシックハウスがないことになりますが・・・新建材の中に発がん性物質があるのは1990年でも2016年でも同じ。
別の形になったと考えないと、不自然です。発がん性物質を使って最後がどうなるかは、ガンになると考えるのが自然でしょう。

そこからメーカーも工務店も99%までの会社が目をそらしてスマートハウスとかゼロエネルギーをやっても、それすら上手くいかない。エネルギーは生活だけの話ではないからです。
何より、家の建替えサイクルが26年のままでは、暮らしが成り立たないようになっていく。
一つ一つの変化に対応しないと、上手くいかないのが家づくりです。