長尾高人(たかと)です。
久しぶりに、スタッフブログも更新します。
最近関東のとある市で市長に当選した人の学歴詐称が問題になっていますが、最終学歴を卒業したかどうかを当の本人が覚えていないとは異様に感じます。
何が問題なのかというと、市の選挙公報に大学を卒業したと書いているのに、実際は除籍されていたこと。
嘘を書いた時点で、それで誰も騙されなかったとしてもダメなのです。
我々の宅建業ではおとりや虚偽の広告を出した時点で処分の対象になります。
広告で騙されて被害を受けた人がいるいないは関係ありません。
そうでなくても、建設業や宅建業の資格には、最終学歴ごとに受検に必要な経験年数が変わるために卒業証書や証明書も提出必須のものがあります。
当然偽造などで虚偽が判明したら受験取り消しや資格はく奪(以後受験も不可)もありえます。
そのぐらい、卒業したことを証明できる書類は大事なのです。

